2000
年10月
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大学病院に入院。以前入院したときの先生や看護婦さんが私のことを覚えていてくれました。初めての入院
じゃないので看護婦さんからは「もう大体わかってるで
しょ?」と病棟説明も簡素化。治療スケジュールはポンプ治療のほか、腫瘍についての検査もすることになった。退院予定は一ヶ月。翌日からポン
プ治療の説明や取り扱いの指導をうける。使い方に関してはさほど難しくはなかった。 |
2000年11月
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この頃になると検査もほぼ終わり、ポンプ療法で使う薬の量も決まって後は退院を待つのみと思っていまし
た・・・・が、主治医から「放射線治療をしま
しょう。」と打診される。以前「腫瘍が大きくなり始めたら放射線治療をしましょう」といわれていたので、覚悟は決めていたのですが腫瘍自体は大きくなって
おらず、今受けるべきなのか悩む。脳外科や放射線科の先生を紹介してもらい、「受けるべきかやめとくか」判断を求める。すると先生達からは「現在の腫瘍に
対する治療方法や治療後のリスクについての話はできるが、最後は自己責任で決めるように」との事。「最終判断は自分で決めろ」ということになり、自分が出
した結論は 「今回の入院はポンプ治療だけと思っていたので放射線治療は受けない」 と主治医に話す。すると今度は先生の先生(えらい先生ですね)から
「今現在の病状と放射線治療をすること、どっちがベターかと考えると、やはり放射線治療をしたほうがよい」と説得される。またこの先生は下垂体に詳しい先
生だったので放射線治療を受ける決意をする。 |
2000年12月
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放射線治療について説明を受ける。3種類の治療法の中のガンマナイフを選択する。しかし、この装置は大
学病院には設置されておらず、別の病院で治療を受けることになる。2泊3日の転院治療となる。ガンマナイフ治療後、いったん大学病院に戻り、一週間後大学
病院を退院する。 |