病
気発覚の経緯 |
1996
年12月初旬 |
体調不良(体のだるさ、激しい頭痛、異常発汗)で近所
のA医院に診察を受ける。診察の結果、
「疲労であろう」との事。点滴と飲み薬を処方してもらう。
数日後、激しい頭痛で動けなくなり、再度A医院で診察。特に問題なしとの事。
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1996
年12月中旬
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出張先でまたもや激しい頭痛。会社の同僚から紹介してもらったB医院
で診察。この時、血液検査を受ける。 数日後、検査結果を聞きに行く。そのとき医師から下垂体腺腫(末端肥大症)の
可能性があるとの事。大学病院に紹介状
を書いてもらう。
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1997
年1月中旬
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大学病院で診察を受ける。血液検査、頭部、手、足の
レントゲンなどから末
端肥大症と診断される。 |
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運がいいの
か悪いのか。。。 |
以
前から体調が悪かったが、仕事上で問題を抱えていたので、精神的なものだろうと思い込んでいました。まさか、こんな病気にかかっているとは本当にビック
リでした。
この病気を指摘してくださったB医院の先生には感謝しています。私を見たとき「末
端肥大症で
はないか?」と
思ったらしく、その方向で診察してくださったので発見できたらしい。
病気についても色々と説明をしていただきました。聞いたところ十万人に一人の症例らしく、めずらしい病気だそうです。
大学病院では、レントゲン検査で腫瘍の大きさが4センチで視神経を圧迫しており、「このままでは失明する可能性もあるよ」と言われました。「治療方法
は?」と尋ねたところ、「うーん。頭を開けて手術だな。」、「まぁ入院。」とあっさり返答。「ほかに治療方法はないのですか?薬とか・・・」と尋ねました
が、「腫瘍が大きすぎるので飲み薬では無理。」とこれまたさらっと返答。「じゃー地元の病院で入院したいのですが・・・・」と食い下がりましたが、「紹介
状は書いてもいいけど最終的には大学病院に戻ってくるよ。」とまたまたさらっと返答。「・・・わかりました。入院します。」これで大学病院入院決定。親に
連絡すると突然の入院で大騒ぎ。会社にも連絡して休職。一週間後、大学病院に入院しました。
入院待機期間、いろんな事を考えました。頭を開けたらどうなるのか?元の体に戻るのか?また仕事できるのか?・・・など。考えたって仕方がないとわかっ
ていながら、また考えてしまう。「成るようにしか成らない。」と自分に言い聞かせながら過ごしました。
しかし・・・。十万人に一人の病気。運がいいのか悪いのか・・・。もしB医院で診察を受けなかったら今ごろ失明?・・・。やっぱり運がよかった事にしと
きましょう(笑)。
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